こんな『ひと』も生きてるよ。

見たらあなたの力が少し緩むかも、わたしの失敗談やわたしあるあるを放出中。つっこみはご自由に!

社会的スキル訓練 SSTとは 受けてみた

今日も訓練の日です。

SST (Social Skill Trainging』とは。


ご存じですか?私はちっともわからず
SST?」スーパーなんとかチームとか?と
訳分からない状態でしたよ。

SST (Social Skill Trainging』とは
「社会的スキル訓練」のことだ。
コミュニケーションの場での困り事が
テーマとなり最低限のルールにのっとり
解決策を探る時間になる。

基本から学ぶSST 精神の病からの回復を支援する [ 前田ケイ ]

価格:2,860円
(2021/3/17 17:54時点)
感想(1件)



認知行動療法と通じるところがあるかな?


難しい理論はわからないが

要は社会生活を過ごすための社会スキルを
考える、学ぶ場というものだった。


『社会スキル』って、
集団生活の中で各自が手探りで
身に付けていくことが多いだろうから
学校の勉強のような一斉に学ぶっていう
機会はあまりないように思う。
それこそ、「新人教育」だとか「研修」って
形ではあるんだろけど、
ここではもっと身近な困り事を扱っていた。


具体的に言うと
『日頃困ってること』をテーマに
どうすれば解決、打開できるかを話す場だ。
流れはこんな感じ ↓↓↓

①テーマを出して、状況を説明する。
②開示情報から当事者を含め参加者が
 解決案を出す。
③ロールプレイングをして試してみる。


もともと精神科領域のものだったようだが
今は教育現場や産業(職場)現場、就労支援などで
実践されているらしい。
びっくりしたのが当ワークを受けるのに
4,000円~10,000円かかることがあるとのこと。


価値とはよくわからない。



レーニング方法はいろいろあるらしいが
今回私が受けたのは、複数人で1つのテーマについて
意見を出す、というグループワーク形式だった。


参加者の中から、コミュニケーション場において
困っているテーマを出す。
2時間制限の中で、今回は2テーマとなった。

参加者が就労者が大半ということもあるのか
仕事場においてのテーマが主だった。


出されたテーマについて
まずテーマを出した人に、困り事についての
状況、困っている気持ちなど話してもらう。

そのあとに別の参加者がテーマについて
「自分も苦手だ」と思う人、
「自分はそれほど抵抗がない」と思う人で
それぞれから意見を聞く。


人によって得意不得意もあるし
感じ方もバラバラなので
同テーマにおいても、意見がばらばらだった。
困る困らないの2択から、なぜそう思うのか
そう感じた経緯まで理由は様々だ。

自分自身の困り事の解決策を探すのは
当事者であるから見つけにくい。
人の問題というのは、客観的に見ることができて
また偏見や先入観などがない分
「自分ならこうするかな?」という想像での
案が浮かびやすい。

たまたま自分も経験した事例だったので
今回は自身で実践した方法を発表した。
テーマの発案者は試したことない方法だそうで
「やってみます」とお言葉をいただいた。



2つ目のテーマは、解決案が出ないまま
時間切れとなった。


「自分ではなく他人が変わってほしい」
と願うところは、共通認識なのか
グループワークで話聞いてたそう感じた。
他人はなかなか変えられない。

テーマによっては訓練中に
毎回解決案が出るとも限らない。
本人の工夫で変わる
ライトなテーマもあれば、
会社や環境全体で変えなえればという
大きなテーマもあるからだ。
ただ、どういったことで悩むのか
そういう意見が聞けるのは貴重だ。


人によって悩む種は様々だし、かつ
対処法も様々なのでこれといった正解が
あるわけではない。
あくまで机上の空論ではあるけれど
自分が思いつかない案っていうのは
参考になるかもしれない。

自分に社会的スキルがあるかは
いまいちわからないけれど
今日のテーマならまだ理解できた。



あ、そういえば今日はメモを取らなかった。
メモをとらないで訓練受ける
というのも、珍しい試み。
ついつい書き作業に没頭してしまい
話に参加できないと思ったから。
書く作業がないと眠たくなってしまうのが
課題なのだけど。

暗黙のルールが身につくソーシャルスキルトレーニング〈SST〉カード教材集/岡田智/田中康雄【3000円以上送料無料】

価格:2,750円
(2021/3/17 17:55時点)
感想(0件)