こんな『ひと』も生きてるよ。

見たらあなたの力が少し緩むかも、わたしの失敗談やわたしあるあるを放出中。つっこみはご自由に!

目を向けるのはコロナだけじゃないよ。

昨今、コロナで騒がしい。

「医療が逼迫している」「不要不急の外出はするな」

「Go To トラベルは一時停止」・・・

今では、家の中でもマスクをという話も出てきているらしい。

 

なんてことだ。

今日出かけたショッピングモール、きちんと入り口に消毒液が備え付けられていたが

私と似たようなタイミングで入ってきた5,6人の人たち

消毒すらせず入店していたよ。

テレビでは「家の中でもマスク」といいながら

外出先では手の消毒すらもしていない人を目にすると

一体なんだかなぁという気持ちになる。

 

なんと理想と現実離れした話がテレビでされているだろうか。

殺菌、消毒も「個人の努力」なのだろうけども。

 

 

毎日毎日コロナも文字が飛び交う日々だが

蔭で全く出てこないが、とある人の数字が確かになる。

コロナで亡くなる数よりも、はるかに多い自殺者の数だ。

コロナショックが関係しているのか

今年の7月以降に前年より増加傾向にあるそうだ。

 

人の命は数じゃない。

コロナでなくなっても、自殺でなくなっても

同じ亡くなってしまった大切な命なハズ。

なのに、コロナでなくなっただの重傷者だの

日々報道されるが

蔭で亡くなる人たちはもっとたくさんいるのに何も出てこない。

 

亡くなっているのは、子どもや女性が多いそうだ。

記事を見たときはゾッとした。

(一歩違えば自分が亡くなっていた可能性はとても高かったかも)

 

人が生きているのは、奇跡に近い。

皆なにかしら懸命に生きている。

生き物として地球で生きてる以上、人の力では

どうにもならなくて、亡くなることだってある。

けれど自分じゃ無理でも少し周りの手を借りたら、亡くならなかった命もある。

それが、とても悔しいし残念に思う。

 

人はひとりじゃ生きていけないもの。

子どもは大人に囲まれ、たくさんの可能性を秘めながら

たくさんの世界をみる未来があったろうに。

女性だって、そうだろうに。

 

 

今をとてもつらいと感じる人はたくさんいると思う。

コロナで安易に人と接触すら出来ない。

人のぬくもりが感じにくい。

外出は控えよと言われ、遠出は場所によっては心無い人から酷く非難される。

孤立しがちになる。

 

『支援の輪はどこかには広がっている』という。

でもしんどい時って、そういうのを自分で見つけるのって

とても難しいのだ。

視野が狭くなっているから、しんどいことに囚われがちになる。

 

だからといって、亡くなることを選択するのは

少し待ってほしい。

こんな寒い冬だ。

あたたかいご飯を食べて、それから一息ついて考えてみてほしい。

 

「寒い」と「おなか減った」は危険だ。

 

胸に手を当てて、言ってあげてほしい。

誰がなんと言おうとも、あなたの命は尊い物だ。